今の車、まだ好き。全塗装を考えた時に知ってほしい現実
今の車、まだ長く乗りたい。
全塗装を考えた時に知っておいてほしい、現実的なお話
「今の車、調子もいいし愛着もある。
できれば、まだ長く乗りたい。」
そんな気持ちから
全塗装して綺麗にしたいと考える方、実はとても多いです。
新車に乗り換えるほどではないけれど、色あせや傷が気になってきた。
「どうせ乗るなら、気持ちよく乗りたい」
とても自然な考え方だと思います。
全塗装の相談で、よくあるやりとり
全塗装の話をしていると、ほぼ必ずこんな流れになります。
「全塗装って、いくらくらいかかるんですか?」
頭の中では30万円くらい?
高くても50万円くらいまでかな…
そんなイメージを持っている方が多いです。
でも、実際に見積もりを出すと、「正直…思っていたより高いですね」
となることがほとんどです。
全塗装は「色を塗るだけ」ではなく、下地処理・脱着・仕上げなど、
想像以上に手間のかかる作業だからです。
綺麗にしたい。でも、いくらまで払える?
ここが一番大切なポイントです。
綺麗にしたい気持ちはあるでも、修理代に上限はある
その金額を超えると、気持ちが追いつかない
全塗装の相談は、気持ちと現実のすり合わせでもあります。
予算別|現実的な選択肢
〜30万円くらいまで
正直に言うと、全塗装は難しいです。
ただし、ボディ磨き・目立つ傷の部分塗装などで、
今より綺麗に見せることは可能です。
30〜50万円くらい
一番悩む方が多い価格帯です。
劣化のひどい部分だけ塗装。簡易的且つ外側全塗装など、
割り切りができれば現実的です。
50〜80万円くらい
ここから、しっかりした外側または内側までの全塗装が見えてきます。
全体の仕上がり満足度が高い「やって良かった」と言う方が多い
愛着のある車に長く乗りたい方に向いています。
80万円以上
下地処理まで含めた、理想に近い全塗装。
新車を買うより今の車が好き
最後まで乗るつもり。
そんな方の選択です。
少しでも安く施工する方法、あります
色を変えるだけで金額は変わります
高くなりやすい色
赤・黄色などの原色
3コートパール
特殊カラー
塗料代が高く、工程が多いため高くなります。
負担を減らしやすい色
比較的深い色など
特にクリヤーなしの白は、
工程が少なく費用を抑えやすく一番低価格です。
全部塗らなくてもいい、という考え方
紫外線の影響を受けやすいのは、ルーフ・ボンネット
この上面だけ塗装することで、見た目がかなり良くなる
全塗装より大幅に安いというメリットがあります。
部分塗装の費用目安
※あくまで一般的な目安です
ボンネット:5〜10万円
ルーフ:10~20万円
※劣化修理を含んだ塗装料金
コスパが良く、満足度が高い選択です。
色合わせって、どこまで目立つの?
ボンネットの場合、フェンダーまでぼかし塗装をします。
そうすると通常の塗装工程になり、格安部分塗装より高くなります。
原色系になれば、色の変色が進んでいるため色合わせはほぼ不可能。
それより、ルーフ・ボンネットでしたら、ほぼカラーデーターの方が、
本来の色。で私はいいと思います。
必要ならばフェンダーまでぼかす。
色ってあまり変わってないようで変わっています。
劣化が気になているんだから当然のことです。
これは考え方によると思います。
もうひとつだけ大切なお話 色選びについて
もうひとつ、色選びについて知っておいてほしいことがあります。
原色系の色や、特別塗装色を選ぶと、全塗装した時は満足度が高い反面、
あとからの修理で金額が高くなりやすいという特徴があります。
たとえば、赤・黄色などの原色・3コートパール・特別塗装色
こういった色は、塗料代が高い・工程が多い
そのため、キズ修理・バンパー補修・エアロパーツの付け替え・塗装
をする時に、「えっ、こんなにするんですか?」
と感じやすくなります。
全塗装の時は納得できても…
全塗装の時は、外装をまとめて塗装するため、
「この金額なら仕方ないかな」と納得できても、
あとからの修理やエアロ塗装は1点ずつの作業になります。
そこに原色系・特別塗装色が重なると、どうしても費用は高くなってしまいます。
色選びは「その後」まで考えるのがおすすめです
もちろん、好きな色に乗る
気に入った色で満足する
これは、とても大切なことです。
勢いも
ただ、この先も修理するかもしれない
エアロを変えたくなるかもしれない
そう思う方は、落ち着いた単色カラー
こういった色のほうが、あとあと気持ちもお財布も楽な場合があります。
後悔しないために全塗装の色は、「今の気分」だけでなく、
「この先も、この色と付き合っていけるか」
ここまで考えて選ぶと、後悔しにくくなります。
大切なお車を紫外線や外的ダメージから守るために
原色系のボディカラーは、紫外線の影響を受けやすく、
色褪せが進行しやすい傾向があります。
そのため、車庫保管やボディカバーの使用がおすすめです。
最近では、キズがつきにくい素材を使用した高品質なボディカバーが、
各メーカーから多数販売されています。
大切なお車を紫外線や外的ダメージから守るためにも、保管環境の見直しや
ボディカバーの活用を検討してみてはいかがでしょうか。